Capriccioso Assaiの別館。
内容は無いようです。

2018年7月2日月曜日

18/07/02

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あついなー  

JOLED

前情報通り、建屋増築するそうです。

前に書いた通り、凸凹建屋になるそうです。完成予想図があるのですけど、凸凹です。

そして生産はG5.5により行うそうです。投入枚数は2万枚/月。パナソックの試作ライン(G5)と世代が差ほど変わらないためリスクは少ないでしょうけど、ちょっとはチャレンジしてもよかったような。

「既存設備を最大限活用…」とあるので、元あった生産設備を使うようです。ということはバックプレーンは自前。

TFTはLTPSで行くのか、それともOxideなのか。現状サンプル出荷しているのはJDIが生産しているからLTPSでしょうけど、今後はどうするんでしょうかね。

コストどうこういうとOxideの方がいいのかもしれませんけど、Oxideはプロセスは少ないですけど、ターゲット材まだ高価ですし。というか下がると思えない、上がる一方かも。

生産能力は2万枚/月です。これは現状のLTPS生産能力より少ない枚数です。もし、LTPSからOxideにするならプロセスにもよりますけど、生産数を上げられるような気がします。

そうなると、この2万枚/月という生産能力の設定は、印刷工程での生産能力で決定された、ということになると思います。

JOLEDがどのくらいの需要があるのか見込んでいるのかは分かりませんが、G5.5で2万枚/月は大きな生産能力ではありません。

例えば15.6型(16:9)なら取れ数は24枚、歩留まりを考えないなら480,000枚/月、10.1型(16:10)なら取れ数は54枚、歩留まりを考えないなら1,080,000枚/月。もっと大きいサイズなら、21.5型(16:9)なら12枚/240,000枚/月、27型なら8枚/160,000枚/月。

この数字が多いのか少ないのかは、どの分野で勝負するのかで変わってきますが、あまり大きな生産能力ではないというのは分かるかと思います。

液晶パネルと比較するのは適切ではないかもしれませんが、参考に…

同じように1つのアレイ工場を持ち、かつG5程度の企業もあり、台湾のHannStar(G5.3)130,000枚/月、中国のIVO(G5)は120,000枚/月の生産能力を持っています。※HannStarはもうひとつタッチパネルとカラーフィルタの工場もあります、一応。

この2社は民生用途ですから生産量が必要なのでこの規模ですが、JOLEDはどの分野で戦うのでしょうかね。

ADS

IODATAが「LCD-MF273EDシリーズ」を発表しました。

BOEのADSパネルを採用したモデルで、4辺のナローベゼルモデルです。フラットデザインではありません。

さて、IOのHPにADS特設ページがあります。

内容は…無理にADSを持ち上げようとしているのが、あれなんですけど。別に持ち上げるなとは言いませんけど、片方は短所についてはこうすれば改善すると書いておいて、もう片方はそれを書かずこの性能はダメと書いている。

嘘は書いていないので、景品表示法には引っかからないですけど、見ていて気分が良いものではない。

で、個人的に一番気になったのはTN方式の説明文(メリット)です。

応答速度が速く、スポーツ観戦やゲーム用など動きに速さを求められるものに適している。しくみが比較的単純であるためバックライトの透過率を高めることが可能。比較的、発光効率が高く低消費電力。

「比較的、発光効率が高く低消費電力」。発光効率…何時から液晶は発光するようになったの?

バックライトのLEDの発光効率なら分かりますけど。

雑記

暑い。暑い。暑い…これからもっと暑くなるのかと思うと…

ひとつ大きなことが終わってイヤッホーしてたんですけど、暑いのなんの。早く夏終わらないかなー。

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