うーん、ネタに困る。
E5ライン
LG Display(LGD)の最新鋭有機ELパネル生産ラインであるE5ライン。
ここでは親会社(LG電子)とGoogle向けの端末の有機ELパネルを、またApple向けの生産も予定されています…いや、いました。どうやらかなり生産に苦戦しているようです。歩留まりが致命的に悪く、実際のところは分かりませんが、2ヶ月くらい前に10%程度だったそうです(本当かわからないので、当てにしないで)。
こんな状態なので、LGDは来年からApple向けパネルのサプライヤーになる腹積もりだったようですが、流動的になっている模様。
「親会社もGoogleの端末のパネルも生産できているじゃないか?」という声も聞こえてきそうですが、答えは簡単で、E5で作っていません。これらパネルはE2ラインで生産されている模様。E5での生産を早々に諦めE2で準備したようです。
「なぜ、ここまでひどい状況なのか」と疑問に思うわけですが、理由は至極簡単、自国製の蒸着装置を導入したからです。E5ラインには韓国メーカーであるS社の蒸着装置が使われています。
一応、生産がうまくいかない反論的なものもあるようです。どうやら、当初予定していたパネルは5型FHD程度の精細度対応だった(400ppi程度)のが、WQHDになってしまって対応できなかった、というのが理由のようです。
そうなると、導入してから結構期間があるE2ラインはどうなんだ?という疑問も出てきますが、ここでは端においておきましょう。
E5ラインの構成が分かったときに、なんでS社の蒸着装置を…と思ったのを覚えています。
さすがにLGDも学習したのか、E6ラインにはキヤノントッキ製の蒸着装置を導入する予定だそうですが、まだ先の話ですから変更されるかもしれませんけどね。
S社
ぼかして描きましたが、Sunic社のことです。
ちなみに、LGDのE2はキヤノントッキ製です。Samsung Displayはすべてキヤノントッキ製です。
このSunic社、最近売り上げが上がっています。というのも、今ものすごくOLEDの製造装置の需要があり、シェアトップのキヤノントッキの生産待ちの列がかなりなことになっているので、早く手に入るということで人気のようです。理由がえーという感じもしますが、この理由はS社の人間がいっていた覚えがあります(うろ覚え)
リハビリ中
ブログをしていない間に文章を書いていなかったわけではないのですが、↑の文章を書くのにも時間がかかる。
慣れかもしれませんが、文体が違うだけでこうの書きにくくなるのかというのを実感中です。今までやって来た文章があるので、どうしても違和感を感じてしまいます。
文章が違うと感じられるかもしれませんが、書いている人間は同じです。
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