17/11/05

また間が空いた。　　

距離って大事

最近企業の話しばかりですので、別の話し。

最近という程でもないですけど、液晶パネルの価格が下がっているのもあり、画面サイズがアップ傾向ですね。テレビだけではなく、デスクトップ、ノートPC、タブレット、スマホと全体的にです。大きい画面サイズはインパクト有りますし、そもそもパネルメーカーも安いパネル売るより高いパネル売りたいから…というのは身も蓋もないですが。

ただ、大きい画面は正義！ではありません。

直感的に分かると思いますが、あまりにも大きい画面が目の前にあれば、作業が困難になります。

詳しいことは割愛しますが、人間の目は左右の視野が広く、縦の視野は狭いです。これはなんとなくわかるのではないでしょうか？

ただ、視野といっても、目が確実に認識できる部分は点と言ってもよく、この部分以外はなんとなく…というと語弊がありますが、色の認識などは別にして、情報を得ることができる範囲です。

中心点（弁別視野）の部分がピントがあっている視野であるわけです。この部分だと視力が高く、色を高い精度で識別できる訳です。

人間の目で情報を負荷が少なく、安定して得られる範囲（有効視野）は左右30度（片方では15度）、上20度、下25度程度です。想像している以上に狭い範囲だと思います。

機器設計をする際には使用者の距離と画面サイズをよく考えて設計する必要があります。していないものもありますけどね。例えばこの動画の題材になっている券売機なんかがそうですね。

この考え方を応用すれば、自環境で使えるPCモニターの最大サイズが分かります。環境にもよりますが、実際調べてみると結構大きいサイズまで使えたりします。

私は今27型モニターを使っていますが、27型なら50cm程度です。50cm以上近づくと有効視野外になってしまいますが、近づきすぎるのも問題ですから50cm程度がよい視距離というわけです。

ただ、「良い」といっても、あくまで視野と距離での話ですから、解像度とかそれ以外の要素が入ってくるとまた別の話しになってきます。

雑記

また日が開きました。ちょっと体調が優れなかったのもありますが、忙しかったんです。

本館の方のテンプレートを変更中ですよー。

一部記事の表示がおかしいですが、これは前のデザインと現在のデザインの差によるものなので、修正している最中です。

前のテンプレにあった機能がなくなっているので、その辺をJavaScriptを書くか、それとも無くすか、決めないといけない。

色々と作業終了まで時間が掛かりそうです。こちら（別館）も弄らないといけないのですけど、時間がー。